前回は、懐かしのテレビCMから弘田三枝子の曲を選んだが、今回は「テレビつながり」で、テレビアニメからリトル・エヴァ(Little Eva)の曲を採り上げてみた。
そのリトル・エヴァの曲とは、アメリカのテレビアニメ「ゴリラのゴンちゃん(The Magilla Gorilla Show)」(TBSで1966年に放映)の主題歌で、当時のアニメにしたらなかなか粋な曲で、いつも番組の終了間際に聴くことができた。誰が歌っているのか、おそらくは無名のサーフ・ガールグループが歌っているものと思っていたが、YouTubeで調べたらなんとリトル・エヴァだったので意外な感じがした。けっして優れた曲ではないけれど、あの当時誰が歌っているのか思い巡らせていたことを思い出し、ちょっぴり懐かしくなって採り上げた。
いま、世界で宮崎駿のジブリ(Studio Ghibli)や日本アニメが脚光を浴び、空前のアニメ・ブームが起こっているらしい。宮崎アニメは、しばしばウォルト・ディズニー(Walt Disney)と比較され、アメリカ・アニメを凌駕したかのように言われているが、実際のところ、アメリカのアニメ産業は伝統があり、長い歴史もあり、つい最近までアメリカ原産アニメが世界を圧倒していたのである。ただしアメリカ・アニメは、長編のディズニー・アニメを除くとドタバタ活劇が主流で、日本のアニメのようなストーリー性があり大人も楽しめるといったものではなく、あくまでも子供向けであった。また、アメリカ・アニメは、どちらかと言うと「アニメーション」という表記よりも「マンガ映画」とか「テレビマンガ」とかの方がしっくりくる。ただし、この記事では便宜的にアニメで統一しておいた。
さて、思いつくところで、わたしの子ども時代の懐かしのアメリカ・テレビアニメをいくつか挙げてみたい。
・ポパイ(Popeye, 1929): エルジー・クリスラー・シーガー (Elzie Crisler Segar)により創出。日本ではTBS系で1959~65年に放映。アメリカ・アニメでは最高の視聴率を誇った。
・ウッド・ペッカー(Woody Woodpecker, 1940): ユニバーサル映画(Universal Pictures)供給で、日本テレビ系で1961~64年に放映された。あの奇声を発するキツツキが懐かしい。
・トムとジェリー(Tom and Jerry, 1940): こちらもユニバーサル映画供給で、TBS系で1964~66年に放映。独立前のウィリアム・ハンナ (William Hanna) とジョセフ・バーベラ (Joseph Barbera)が創出した。まさにネコとネズミの追っかけっこ・ドタバタ活劇であった。
・ヘッケルとジャッケル(Heckel and Jeckle, 1946): 20世紀フォックス(20th Century Fox)供給で、日本ではフジテレビ系で1957~58年と1963~64年に放映された。あの2匹のカラス(カササギ)がヌケヌケと悪戯をやらかすのがなんとも痛快で、たまらなく面白かったことを憶えている。
・近眼のマグー(Quincy Magooまたは Mr. Magoo, 1949):ユナイテッド・プロダクションズ(UPA)が制作。「がんばれマグー」としてNET(テレビ朝日)系で1963年に放映された。間違いが間違いを生むユーモアが面白かったような…。
・ナッティ・ドリームランド(The Nutty Squirrels, 1959): ドン・エリオット(Don Elliott)とアレックス・バーランド(Alexander "Sascha" Burland)によって創出。NET(テレビ朝日)系で1964年に放映。サックスのキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)やフルートのボビー・ジャスパー(Bobby Jaspar)、クラリネットのサム・モスト(Sam Most)らが演奏するジャズ・スキャットが素晴らしく、アニメのとぼけた味が面白かった。
ウォルト・ディズニーのミッキーマウス(Mickey Mouse)やドナルドダック(Donald Duck)などのアニメも懐かしいが、省略して、以下ウィリアム・ハンナ(William Hanna)とジョセフ・バーベラ(Joseph Barbera)が共同設立したハンナ・バーベラ(Hanna-Barbera Productions)のアニメを掲げておいた(日本でのテレビ放映については省略)。
ハンナ・バーベラ制作のアニメは、1966年以降にもテレビに多く登場したが、ここではあくまでもわたし自身が子ども時代に観たもので、印象に残っているものに限らせていただいた。
懐かしいハンナ・バーベラ・アニメ(1958-65)
1958年
珍犬ハックル(Huckleberry Hound)
クマゴロー(The Yogi Bear Show)
1959年
早射ちマック(Quickdraw McGraw)
1960年
原始家族フリントストーン(強妻天国、ソーラ来た来た)(The Flintstones)
1962年
宇宙家族ジェットソン(The Jetsons)
1964年
ゴリラのゴンちゃん(The Magilla Gorilla Show)
1965年
少年シンドバッド(シンドバッドの冒険)(The Sailor Sinbad Jr.)
~~~~~~~~~~~
さて、リトル・エヴァと言えば「ロコモーション(The Loco-Motion, 1962)」、ロコモーションと言えばリトル・エヴァといわれるくらいポップ音楽の世界では有名だが、そのリトル・エヴァについて少し触れておこう。
彼女は、本名をEva Narcissus Boydといい、1943年6月29日ノース・カロライナ州ベルへヴン(Belhaven, North Carolina)で生まれ、ニューヨークのブルックリン(Brooklyn, New York)に移り住んだ。リトル・エヴァという名前は、ストウ夫人(Harriet Beecher Stowe)の有名な小説「アンクル・トムの小屋」(Uncle Tom's Cabin, 1852)に因んでいる。
16歳のリトル・エヴァは、ソング・ライターのキャロル・キング(Carole King)とゲーリー・ゴーフィン(Gerry Goffin)夫妻のベビーシッターに雇われた。歌が大好きだった彼女のために、キング‐ゴーフィンのコンビは「ロコモーション」を作り、彼女をデビューさせた。
ところが、後年キャロル・キングがインタビューで語ったところによると、この曲はディー・ディー・シャープ(Dee Dee Sharp)に歌わせる予定だったらしい。この曲のデモ録音をリトル・エヴァに吹き込ませたのだが、リトル・エヴァの歌の才能を見抜いたキングはそのまま彼女を登用したということであったらしい。
1962年当時のアメリカン・ポップスは、さまざまのダンス音楽が大流行していた。たとえば、ツイストやジャーク、マッシュポテトなど。この「ロコモーション」も蒸気機関車を模したダンス音楽でヒットを狙い、大当たりした。
それはともかく、この曲は全米1位(R&B部門も1位)に輝き、リトル・エヴァは一夜にしてスターの座を手に入れた。1962年夏のことだった。
その後、彼女はディメンション(Dimension Records)で"Keep Your Hands Off My Baby, 1962"(全米12位、R&B部門6位)、"Let's Turkey Trot, 1963"(全米20位、R&B部門16位)などのヒットを放った。また、彼女の姉、Idalia Boydも“Some Kind Of Wonderful, 1963”をディメンションに録音し、そのバックコーラスをクッキーズ(The Cookies)とともにエヴァも歌った。その他、The Pastelsのリードヴォーカル、Big Dee Irwinとのデュエットや、さまざまのバック・ヴォーカルなど、1970年代初めまで音楽活動を行ったようである。
彼女は、2003年4月10日、癌のため死去、享年59だった。
リトル・エヴァのディスコグラフィー(1962-67)
シングル盤
The Loco-Motion / He Is The Boy(Dimension USA 1000)Jun 1962
Keep Your Hands Off My Baby / Where Do I Go?(Dimension USA 1003)Oct 1962
Let's Turkey Trot / Down Home(Dimension USA 1006)Jan 1963
Old Smoky Locomotion / Just A Little Girl(Dimension USA 1011)May 1963
What I Gotta Do(To Make You Jealous) / The Trouble With Boys(Dimension USA 1013)Jul 1963
Let's Start The Party Again / Please Hurt Me(Dimension USA D-1019)Nov 1963 with Big Dee Irwin
I Wish You A Merry Christmas / The Christmas Song(Dimension USA D-1021)Nov 1963
Makin' With The Magilla / Run To Her(Dimension USA D-1035)Oct 1964
Wake Up John / Takin' Back What I Said(Dimension USA D-1042)Feb 1965
Stand By Me / That's My Man(Amy USA 943)Nov 1965
Bend It / Just One Word Ain't Enough(Verve USA VK-10459)Nov 1966
Take A Step In My Direction / Everything Is Beautiful About You Boy(Verve USA VK 10529)Jul 1967
LP盤
Llllloco-Motion(Dimension Dlp-4001)1962 (First Pressing)
The Loco- Motion / Some Kind-A Wonderful / I Have A Love / Down Home / Breaking Up Is Hard To Do / Run To Her / Uptown / Where Do I Go / Up On The Roof / Sharing You / He Is The Boy / Will You Love Me Tomorrow
Llllloco-Motion(Dimension Dlp-4001)1962
The Loco- Motion / Some Kind-A Wonderful / I Have A Love / Down Home / Breaking Up Is Hard To Do / Run To Her / Keep Your Hands Off My Baby / Uptown / Where Do I Go / Up On The Roof / Sharing You / He Is The Boy / Will You Love Me Tomorrow
Little Eva“Makin' With the Magilla”1964
Little Eva“Keep Your Hands Off My Baby”1962
Little Eva“The Loco-Motion”1962
ここからはリトル・エヴァに関連した曲をアップしておく。
Idalia Boyd“Some Kind Of Wonderful”1963”
リトル・エヴァ自身も歌っているが、ここでは姉のIdalia Boydの歌をアップした。クッキーズとリトル・エヴァがバック・ヴォーカルを担当している。この曲は、キング‐ゴーフィンのコンビが作り、1961年にドリフターズ(The Drifters)が歌ってヒットさせた。
The Locomotions(aka The Lost Souls)“Little Eva”1962
この曲は「ロコモーション」のアンサーソングと言うか、曲名からもわかるように、少々茶化した曲かも。しかし、ノヴェルティ・ソングなどではなく正統なホワイト・ドゥーワップ曲で、悪くない出来だ。
Little Eva & Her Band(aka Raynoma Liles)“When I Needed You ”1961
この記事のテーマとはまったく関係ない曲。たまたま歌っていたのが“Little Eva”と称しているだけ。YouTubeを観ていたら偶然発見。けっして上手い歌手ではなく、どちらかと言うと素朴な歌い方だが、けっこういい曲で、この機会を逃してしまったら埋もれてしまうので、あえてアップしてみた。モータウン(Motown Records)の創業者、Berry Gordyの二番目の奥さんとのこと。
そのリトル・エヴァの曲とは、アメリカのテレビアニメ「ゴリラのゴンちゃん(The Magilla Gorilla Show)」(TBSで1966年に放映)の主題歌で、当時のアニメにしたらなかなか粋な曲で、いつも番組の終了間際に聴くことができた。誰が歌っているのか、おそらくは無名のサーフ・ガールグループが歌っているものと思っていたが、YouTubeで調べたらなんとリトル・エヴァだったので意外な感じがした。けっして優れた曲ではないけれど、あの当時誰が歌っているのか思い巡らせていたことを思い出し、ちょっぴり懐かしくなって採り上げた。
いま、世界で宮崎駿のジブリ(Studio Ghibli)や日本アニメが脚光を浴び、空前のアニメ・ブームが起こっているらしい。宮崎アニメは、しばしばウォルト・ディズニー(Walt Disney)と比較され、アメリカ・アニメを凌駕したかのように言われているが、実際のところ、アメリカのアニメ産業は伝統があり、長い歴史もあり、つい最近までアメリカ原産アニメが世界を圧倒していたのである。ただしアメリカ・アニメは、長編のディズニー・アニメを除くとドタバタ活劇が主流で、日本のアニメのようなストーリー性があり大人も楽しめるといったものではなく、あくまでも子供向けであった。また、アメリカ・アニメは、どちらかと言うと「アニメーション」という表記よりも「マンガ映画」とか「テレビマンガ」とかの方がしっくりくる。ただし、この記事では便宜的にアニメで統一しておいた。
さて、思いつくところで、わたしの子ども時代の懐かしのアメリカ・テレビアニメをいくつか挙げてみたい。
・ポパイ(Popeye, 1929): エルジー・クリスラー・シーガー (Elzie Crisler Segar)により創出。日本ではTBS系で1959~65年に放映。アメリカ・アニメでは最高の視聴率を誇った。
・ウッド・ペッカー(Woody Woodpecker, 1940): ユニバーサル映画(Universal Pictures)供給で、日本テレビ系で1961~64年に放映された。あの奇声を発するキツツキが懐かしい。
・トムとジェリー(Tom and Jerry, 1940): こちらもユニバーサル映画供給で、TBS系で1964~66年に放映。独立前のウィリアム・ハンナ (William Hanna) とジョセフ・バーベラ (Joseph Barbera)が創出した。まさにネコとネズミの追っかけっこ・ドタバタ活劇であった。
・ヘッケルとジャッケル(Heckel and Jeckle, 1946): 20世紀フォックス(20th Century Fox)供給で、日本ではフジテレビ系で1957~58年と1963~64年に放映された。あの2匹のカラス(カササギ)がヌケヌケと悪戯をやらかすのがなんとも痛快で、たまらなく面白かったことを憶えている。
・近眼のマグー(Quincy Magooまたは Mr. Magoo, 1949):ユナイテッド・プロダクションズ(UPA)が制作。「がんばれマグー」としてNET(テレビ朝日)系で1963年に放映された。間違いが間違いを生むユーモアが面白かったような…。
・ナッティ・ドリームランド(The Nutty Squirrels, 1959): ドン・エリオット(Don Elliott)とアレックス・バーランド(Alexander "Sascha" Burland)によって創出。NET(テレビ朝日)系で1964年に放映。サックスのキャノンボール・アダレイ(Cannonball Adderley)やフルートのボビー・ジャスパー(Bobby Jaspar)、クラリネットのサム・モスト(Sam Most)らが演奏するジャズ・スキャットが素晴らしく、アニメのとぼけた味が面白かった。
ウォルト・ディズニーのミッキーマウス(Mickey Mouse)やドナルドダック(Donald Duck)などのアニメも懐かしいが、省略して、以下ウィリアム・ハンナ(William Hanna)とジョセフ・バーベラ(Joseph Barbera)が共同設立したハンナ・バーベラ(Hanna-Barbera Productions)のアニメを掲げておいた(日本でのテレビ放映については省略)。
ハンナ・バーベラ制作のアニメは、1966年以降にもテレビに多く登場したが、ここではあくまでもわたし自身が子ども時代に観たもので、印象に残っているものに限らせていただいた。
懐かしいハンナ・バーベラ・アニメ(1958-65)
1958年
珍犬ハックル(Huckleberry Hound)
クマゴロー(The Yogi Bear Show)
1959年
早射ちマック(Quickdraw McGraw)
1960年
原始家族フリントストーン(強妻天国、ソーラ来た来た)(The Flintstones)
1962年
宇宙家族ジェットソン(The Jetsons)
1964年
ゴリラのゴンちゃん(The Magilla Gorilla Show)
1965年
少年シンドバッド(シンドバッドの冒険)(The Sailor Sinbad Jr.)
~~~~~~~~~~~
さて、リトル・エヴァと言えば「ロコモーション(The Loco-Motion, 1962)」、ロコモーションと言えばリトル・エヴァといわれるくらいポップ音楽の世界では有名だが、そのリトル・エヴァについて少し触れておこう。
彼女は、本名をEva Narcissus Boydといい、1943年6月29日ノース・カロライナ州ベルへヴン(Belhaven, North Carolina)で生まれ、ニューヨークのブルックリン(Brooklyn, New York)に移り住んだ。リトル・エヴァという名前は、ストウ夫人(Harriet Beecher Stowe)の有名な小説「アンクル・トムの小屋」(Uncle Tom's Cabin, 1852)に因んでいる。
16歳のリトル・エヴァは、ソング・ライターのキャロル・キング(Carole King)とゲーリー・ゴーフィン(Gerry Goffin)夫妻のベビーシッターに雇われた。歌が大好きだった彼女のために、キング‐ゴーフィンのコンビは「ロコモーション」を作り、彼女をデビューさせた。
ところが、後年キャロル・キングがインタビューで語ったところによると、この曲はディー・ディー・シャープ(Dee Dee Sharp)に歌わせる予定だったらしい。この曲のデモ録音をリトル・エヴァに吹き込ませたのだが、リトル・エヴァの歌の才能を見抜いたキングはそのまま彼女を登用したということであったらしい。
1962年当時のアメリカン・ポップスは、さまざまのダンス音楽が大流行していた。たとえば、ツイストやジャーク、マッシュポテトなど。この「ロコモーション」も蒸気機関車を模したダンス音楽でヒットを狙い、大当たりした。
それはともかく、この曲は全米1位(R&B部門も1位)に輝き、リトル・エヴァは一夜にしてスターの座を手に入れた。1962年夏のことだった。
その後、彼女はディメンション(Dimension Records)で"Keep Your Hands Off My Baby, 1962"(全米12位、R&B部門6位)、"Let's Turkey Trot, 1963"(全米20位、R&B部門16位)などのヒットを放った。また、彼女の姉、Idalia Boydも“Some Kind Of Wonderful, 1963”をディメンションに録音し、そのバックコーラスをクッキーズ(The Cookies)とともにエヴァも歌った。その他、The Pastelsのリードヴォーカル、Big Dee Irwinとのデュエットや、さまざまのバック・ヴォーカルなど、1970年代初めまで音楽活動を行ったようである。
彼女は、2003年4月10日、癌のため死去、享年59だった。
リトル・エヴァのディスコグラフィー(1962-67)
シングル盤
The Loco-Motion / He Is The Boy(Dimension USA 1000)Jun 1962
Keep Your Hands Off My Baby / Where Do I Go?(Dimension USA 1003)Oct 1962
Let's Turkey Trot / Down Home(Dimension USA 1006)Jan 1963
Old Smoky Locomotion / Just A Little Girl(Dimension USA 1011)May 1963
What I Gotta Do(To Make You Jealous) / The Trouble With Boys(Dimension USA 1013)Jul 1963
Let's Start The Party Again / Please Hurt Me(Dimension USA D-1019)Nov 1963 with Big Dee Irwin
I Wish You A Merry Christmas / The Christmas Song(Dimension USA D-1021)Nov 1963
Makin' With The Magilla / Run To Her(Dimension USA D-1035)Oct 1964
Wake Up John / Takin' Back What I Said(Dimension USA D-1042)Feb 1965
Stand By Me / That's My Man(Amy USA 943)Nov 1965
Bend It / Just One Word Ain't Enough(Verve USA VK-10459)Nov 1966
Take A Step In My Direction / Everything Is Beautiful About You Boy(Verve USA VK 10529)Jul 1967
LP盤
Llllloco-Motion(Dimension Dlp-4001)1962 (First Pressing)
The Loco- Motion / Some Kind-A Wonderful / I Have A Love / Down Home / Breaking Up Is Hard To Do / Run To Her / Uptown / Where Do I Go / Up On The Roof / Sharing You / He Is The Boy / Will You Love Me Tomorrow
Llllloco-Motion(Dimension Dlp-4001)1962
The Loco- Motion / Some Kind-A Wonderful / I Have A Love / Down Home / Breaking Up Is Hard To Do / Run To Her / Keep Your Hands Off My Baby / Uptown / Where Do I Go / Up On The Roof / Sharing You / He Is The Boy / Will You Love Me Tomorrow
Little Eva“Makin' With the Magilla”1964
Little Eva“Keep Your Hands Off My Baby”1962
Little Eva“The Loco-Motion”1962
ここからはリトル・エヴァに関連した曲をアップしておく。
Idalia Boyd“Some Kind Of Wonderful”1963”
リトル・エヴァ自身も歌っているが、ここでは姉のIdalia Boydの歌をアップした。クッキーズとリトル・エヴァがバック・ヴォーカルを担当している。この曲は、キング‐ゴーフィンのコンビが作り、1961年にドリフターズ(The Drifters)が歌ってヒットさせた。
The Locomotions(aka The Lost Souls)“Little Eva”1962
この曲は「ロコモーション」のアンサーソングと言うか、曲名からもわかるように、少々茶化した曲かも。しかし、ノヴェルティ・ソングなどではなく正統なホワイト・ドゥーワップ曲で、悪くない出来だ。
Little Eva & Her Band(aka Raynoma Liles)“When I Needed You ”1961
この記事のテーマとはまったく関係ない曲。たまたま歌っていたのが“Little Eva”と称しているだけ。YouTubeを観ていたら偶然発見。けっして上手い歌手ではなく、どちらかと言うと素朴な歌い方だが、けっこういい曲で、この機会を逃してしまったら埋もれてしまうので、あえてアップしてみた。モータウン(Motown Records)の創業者、Berry Gordyの二番目の奥さんとのこと。