今回はちょっと趣向を凝らしてティーン・ポップスの「ヒットしなかったけれど、ちょっといい曲」を YouTube から集めてみた。
ティーン・ポップスといえばその名称からして同時代のガール・ポップスも含まれそうだけれど、どういうわけか男性歌手のみで、しかもけっこうイカしていてちょっぴり不良っぽい男の子がこぞって唄うドリーミーな曲が多い。
その特長といえば、1.歌があまりうまくないこと、2.(黒人のように)声がテカっておらず、あえて言えばクスんでいること、3.曲はちょっぴり切なくて、おセンチでドリーミーで、恋愛賛歌であること、4.バックコーラスに Doo Wop 調の、とりわけ女性コーラスを多用していることなど挙げられるだろうか。
当時日本でもこの種の曲は好まれ、ヒットパレードを大いに賑わせた。
例えば、ポール・アンカ(Paul Anka)やニール・セダカ(Neil Sedaka)は別格としても、リッキー・ネルソン(Ricky Nelson)、ボビー・ライデル(Bobby Rydell)、ボビー・ヴィー(Bobby Vee)、ジョニー・ティロットソン(Johnny Tillotson)、フェビアン(Fabian)、フランキー・アヴァロン(Frankie Avalon)、ディオン(Dion)、デル・シャノン(Del Shannon)、エディ・ホッジス(Eddie Hodges)、ジョニー・シンバル(Johnny Cymbal)らの歌手が人気を博した。
また、一発屋(一曲だけの大ヒットで有名となり、その曲のみで終わった歌手)では、ロビン・ルーク(Robin Luke)、ジャミー・クー(Jamie Coe)、バリー・ダーベル(Barry Darvell)、ジョニー・ディアフィールド(Johnny deeafield)らがおり、本国・アメリカではなく日本でのみ大ヒットさせた歌手もいる。
大ヒット曲がなくて日本ではまったく無名だが、米国ではそこそこ知られており、オールディーズ・マニアの間では人気のあるヴィニー・モンテ(Vinnie Monte)、アダム・フェイス(Adam Faith)、アンディ・ローズ(Andy Rose)、ボビー・コムストック(Bobby Comstock)、クリス・ジェンセン(Kris Jensen)、サミー・サルヴォ(Sammy Salvo)、ボビー・カートラ(Bobby Curtola)、ジェリー・フラー(Jerry Fuller)らがいる。
これらの無名のティーン・ポップス・アイドルは掃き捨てるほどたくさんいて、よく似たステレオタイプの曲を歌った。
今回アップした曲のほとんどはこのグループから選んでみた。
さて、ディスコグラフィーや解説(評伝)はヤメにして、早速聴いていただこう。(実際に調べてもデータはそれほど多く集められないと思う)
これらの曲は、私のハードディスクに溜めていたお気に入りのティーン・ポップス曲から選んだもので、まだ未聴の素晴らしい曲もたくさんあるかもしれないが、とりあえず水準以上と思われるものを一挙に8曲掲載してみた。
ティーン・ポップス好きの人には夢のような時間を過ごしていただきたいと思う。
Billy Storm “Puppy Love Is Here To Stay”, 1962
Donny “Marchand I Confess”, 1961
Jack Dailey “Little Charmer”,
Jimmy Jordan “Tick Tock”, 1963
Joey Trenay “This I Declare”,
Ronnie Height “So Young, So Wise”, 1959
Sonny Sinbad “Emily”, 1960
Tommy Reed “I Don't Want A Dream”, 1962
ティーン・ポップスといえばその名称からして同時代のガール・ポップスも含まれそうだけれど、どういうわけか男性歌手のみで、しかもけっこうイカしていてちょっぴり不良っぽい男の子がこぞって唄うドリーミーな曲が多い。
その特長といえば、1.歌があまりうまくないこと、2.(黒人のように)声がテカっておらず、あえて言えばクスんでいること、3.曲はちょっぴり切なくて、おセンチでドリーミーで、恋愛賛歌であること、4.バックコーラスに Doo Wop 調の、とりわけ女性コーラスを多用していることなど挙げられるだろうか。
当時日本でもこの種の曲は好まれ、ヒットパレードを大いに賑わせた。
例えば、ポール・アンカ(Paul Anka)やニール・セダカ(Neil Sedaka)は別格としても、リッキー・ネルソン(Ricky Nelson)、ボビー・ライデル(Bobby Rydell)、ボビー・ヴィー(Bobby Vee)、ジョニー・ティロットソン(Johnny Tillotson)、フェビアン(Fabian)、フランキー・アヴァロン(Frankie Avalon)、ディオン(Dion)、デル・シャノン(Del Shannon)、エディ・ホッジス(Eddie Hodges)、ジョニー・シンバル(Johnny Cymbal)らの歌手が人気を博した。
また、一発屋(一曲だけの大ヒットで有名となり、その曲のみで終わった歌手)では、ロビン・ルーク(Robin Luke)、ジャミー・クー(Jamie Coe)、バリー・ダーベル(Barry Darvell)、ジョニー・ディアフィールド(Johnny deeafield)らがおり、本国・アメリカではなく日本でのみ大ヒットさせた歌手もいる。
大ヒット曲がなくて日本ではまったく無名だが、米国ではそこそこ知られており、オールディーズ・マニアの間では人気のあるヴィニー・モンテ(Vinnie Monte)、アダム・フェイス(Adam Faith)、アンディ・ローズ(Andy Rose)、ボビー・コムストック(Bobby Comstock)、クリス・ジェンセン(Kris Jensen)、サミー・サルヴォ(Sammy Salvo)、ボビー・カートラ(Bobby Curtola)、ジェリー・フラー(Jerry Fuller)らがいる。
これらの無名のティーン・ポップス・アイドルは掃き捨てるほどたくさんいて、よく似たステレオタイプの曲を歌った。
今回アップした曲のほとんどはこのグループから選んでみた。
さて、ディスコグラフィーや解説(評伝)はヤメにして、早速聴いていただこう。(実際に調べてもデータはそれほど多く集められないと思う)
これらの曲は、私のハードディスクに溜めていたお気に入りのティーン・ポップス曲から選んだもので、まだ未聴の素晴らしい曲もたくさんあるかもしれないが、とりあえず水準以上と思われるものを一挙に8曲掲載してみた。
ティーン・ポップス好きの人には夢のような時間を過ごしていただきたいと思う。
Billy Storm “Puppy Love Is Here To Stay”, 1962
Donny “Marchand I Confess”, 1961
Jack Dailey “Little Charmer”,
Jimmy Jordan “Tick Tock”, 1963
Joey Trenay “This I Declare”,
Ronnie Height “So Young, So Wise”, 1959
Sonny Sinbad “Emily”, 1960
Tommy Reed “I Don't Want A Dream”, 1962